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チェイサーとの出会い編

僕はチェイサー、気品高いチェイサーだ。

「僕は高潔な存在なのだ。なぜ僕が怒られなければならない!こんな所、こっちから願い下げだ!!」


そう言い、つい仕事先から飛び出してきてしまった…。


しかし、明日から働き先がなくては困る…。

「おや?コレは…?…お屋敷メイド募集?」

高収入、住み込み、三食付き…。


なになに?面接は絵本を読むこと…?

怪しすぎないか…?


これ、募集する気あるのか…?


まぁ物は試しだ!行ってみよう。

チェイサー「僕はチェイサー!」


アリスン「チェイサーって言うのね!早速絵本を読んでちょうだい!」


チェイサー「〜〜〜〜。以上です。」


アリスン「何かアピールポイントはあるかしら?」


チェイサー「爪を見ただけで健康状態がわかり、お風呂の残り湯を飲めば体温だってわかります!」


アリスン「まぁ!素敵!!まるでお医者さんね!!」

こんな僕のことを…認めてくれた…?

アリスン「ぜひうちで働いてちょうだいっ!」

チェイサー「はい、お嬢様。」


僕は、一生この方に忠義を捧げよう。

ホワイト「以上がチェイサーとの始めの思い出なんだけど、最近気持ち悪さに磨きがかかってないかしら…。」

チェイサー「お嬢様のストローが1、2、3本か。今日は豊作だな〜!」

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